見た目を左右するのことといえば、肌の老化に加え、髪質もありますよね。
年を重ねることによって、髪質は劣化していき、弾力が無くなったり、パサつきが起こったり、考えたくもない抜け毛や薄毛が進行したりと、女性の命である髪はほったらかしにしていると、もちろん老化していきます。
そして、髪に元気がなくなると老けて見えるのは当然のことです。
しかし!
きちんとした栄養素を摂取できれば、何歳からでも髪質は復活させることができるのです。
食べるほどに髪質がよくなる、そんな夢の食材…
それが納豆!!!
納豆は髪の栄養素「ビオチン」がたっぷり

髪の毛の主成分はたんぱく質。
納豆には、髪の主成分であるそのタンパク質と、皮脂の代謝をよくするビタミンB2が豊富です。
納豆には、髪の栄養となるビタミンB群の一種「ビオチン」が多く含まれています。
そのため、ビオチンが不足すると…
髪にツヤがなくなるため、納豆は常に採りたい食材。
ビオチンによって、皮膚の代謝がよくなり、髪に潤いやツヤ、弾力を与えます。
またビタミンB2は脂肪の燃焼を促す効果があり、ダイエットにも効果的なのです。
さらに!!
納豆は便秘にも効果的で、便秘が改善されると栄養の吸収率もアップし、食べるほどに、より美しい髪になるのです。
そして、納豆といえば忘れていはいけないのが、イソフラボン。
このイソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)と似ているため、抜け毛の原因となる男性ホルモンであるテストステロンの分泌を抑制するといわれています。
納豆は老化予防にもなる説

納豆には、若返り効果を備えた成分「ポリアミン」が豊富に含まれています。
ポリアミンとは、細胞の若返りに必要不可欠な成分で、摂取することによって、見た目の若返りと長寿に効果があることが分かっています。
【自治医科大学附属さいたま医療センター早田邦康教授の研究より】
さらに、ポリアミンは免疫細胞を若返らせ、動脈硬化を起こす物質を抑え、ダイエット効果があることが明らかになっているのです。
納豆キムチが最強のおかず説

AGA(男性脱毛症)の権威、名古屋Kクリニックの岡嶋院長によりますと、頭皮や胃腸の知覚神経を刺激すると、髪の毛を成長させる働きがある「インスリン様成長因子-1(以下、IGF-1)」が増加することが判明。
このIGF-Iという物質が、薄毛を防ぎ、発毛を促してくれるのです。
そのため、GF-1の量がある人は髪の毛がふさふさとなり、逆に、薄毛の人はIGF-1が少ない傾向があります。
このIGF-1は思春期を境に自然と減少してしまいます。
年齢と共に髪の毛が薄くなるのもそのため。
しかし!!
納豆に加え、ある食品を摂取し続けているとIGF-1が増加し、薄毛の人の頭髪の量が目に見えて増えていくことが分かったのです。
それが…唐辛子。
最もIGF-1を増やすのは唐辛子と言われており、唐辛子に含まれるカプサイシンや、納豆にに含まれるイソフラボンの物質が、頭皮や胃腸の知覚神経を刺激し、IGF-1の分泌を促してくれるのです。
よって、最強のおかずは…納豆キムチ!
唐辛子と納豆やを組み合わせて食べるとIGF-1が増加し、育毛に効果があるのです。
食事以外でIGF-1を増やす方法

体を温めることによってIGF-1が増えることが分かっています。
そのため、運動は育毛に効果があり、また体を温めるという視点から、やっぱりシャワーよりも入浴がGOOD!
納豆キムチに玄米ごはんが史上最強説

納豆キムチに含まれる栄養分に、合わせて摂りたいのが亜鉛。
ご存知だと思いますが「亜鉛」は、髪の成長に大切な影響をもらたす栄養素となり、「亜鉛」にはタンパク質を髪の毛や筋肉などに組織に変える働きがあります。
玄米ご飯の他、レバー、牡蠣、たけのこ、煮干しなどを追加するとさらにツヤ髪に近づくのです。
さらに、髪だけではなく、健康維持にも納豆は最強なのです。
納豆で死亡リスクが10%下がる説
【国立がん研究センターによる論文】
「大豆食品と発酵性大豆食品の摂取量と死亡リスクの関連について」
調査は40代から70代の男女約9万人を対象に1995年から平均約15年間を通じて行われたもの。
それによると、納豆の摂取量が多いグループは、少ないグループに比べて循環器の疾患による死亡率が低いことが判明。
発酵性大豆食品を最も多くとるグループは、最も少ないグループと比べて男女ともに約10%死亡率が低かったのです。
【注意点】老け髪になるシャンプーとは?

界面活性剤が入っているシャンプーはNG!
シャンプーのうたい文句で、「毛穴の脂汚れもしっかり落とす!」というコピーを目にする機会が多いと思いますが、毛穴が脂でつまると髪が抜ける、というのが間違いです。
逆に、頭皮を守るための脂を取り過ぎることによって、髪の成長を妨げる可能性があるのです。
頭皮や髪の汚れは、お湯だけで90%は取り除くことができます。
シャンプーで、ワシワシと洗いすぎるのは止めましょう!
気を付けたい日常のこと。その2

少し体調が悪くなると、何気に飲む市販薬が実は髪を後退させる可能性があります。
風邪薬、解熱剤、かゆみ止め、女性の生理痛、花粉症の症状を抑える薬には抗ヒスタミン剤が入っており、飲むとIGF-1が減ってしまいます。
例えば、かゆみ止めを1カ月服用したら、髪の毛が抜けてしまったケースもあるのです。