残念ながら、ダイエットに必ず効く魔法の薬や療法は存在しない。
だが、毎日食べるように心がけると目に見えて効果があらわれる食べ物がある。
これらの食べ物は、代謝を刺激して余分なカロリーを燃焼し、あなたの体の不要な体重を減らしてくれる。
適度な運動をし、摂取カロリーを控えながらこういった食品を適量取り入れることで、その効果を最大限に引き出すことができる。
脂肪燃焼効果の高い10の食べ物

肌の露出も多いこの季節。それではどんな食品を食べれば効率よく脂肪を燃焼させることができるのか?
海外サイトがまとめていた10の食品を見ていくことにしよう。
新鮮な卵

卵はすばらしいタンパク源で、効果的に脂肪を燃やしてくれる食べ物。脂肪を燃やすだけでなく、筋肉を作るのにも役立つ。朝食の卵2個はベーグルよりも400カロリー少ないという。
1日1個のリンゴ

「1日1個のリンゴで医者いらず」という言い伝えもある。
リンゴはさまざまな点で体重減少の助けになる。劇的に体重を減らす天然フラボノイドを含み、食物繊維が食欲も減退させる。脂肪を燃やし、効率よく血糖値も下げる。
ブロッコリ

脂肪と戦うあなたに理想的な食べ物。
グルコシノレート、葉酸、ビタミンCが脂肪をうまく燃焼させ、発ガン性物質である遊離基を取り除く。
大麦とオーツ麦

水溶性繊維を豊富に含み、脂肪燃焼を促進する食品。加工食品の二倍も多くカロリーを消費する。
早く体重を減らしたいのなら、これらをいつも食事に取り入れるべきだ。コレステロールを下げ、血糖値も効果的に調整する。
アーモンド

食物繊維、善玉脂肪も豊富な貴重なタンパク源。
いつも食事に取り入れることで、効率よく脂肪を燃焼し、体重を減らすことができる。
カルシウムも多く含むため、骨の形成を促進し、食欲も抑える。
1日の摂取量は25~30g(20粒程度)が目安と言われているが、体質にもよるのでそれ以下でも自分に合った分量でいいだろう。
グレープフルーツ

代謝を刺激し、インスリン濃度を下げ、血糖値を調整する。
グレープフルーツー個には約160mgのビタミンCが含まれているので1個食べれば、1日の必要摂取量を十分とることができる。
低脂肪乳製品

カルシウムやビタミンDが豊富で、脂肪を減らし、筋肉を作る。
低脂肪のミルク、ヨーグルト、チーズは、優秀な脂肪燃焼食品だ。
日々、これらの食品を摂取すると、代謝が改善し、摂取していない人に比べて二倍の減量ができるという。
脂肪性の魚

サケ、マグロ、サバなどの魚をよく食べると、特に腹部の脂肪を大幅に減らすことができる。
サケは、代謝やインスリン感受性を改善するオメガ3脂肪酸を多く含む。
これは体重を減らすだけでなく、より長い時間、食欲をコントロールすることができる。
サラダ

体重を減らしてシェイプアップしたいのなら、サラダを食事の中心にするべきだ。
栄養学者によると、まず、サラダから食べ始める人は、比較的カロリーを抑えられるという。
遊離基を取り除き、脂肪を燃焼して筋肉を作るのに役立つ。
緑茶

緑茶にはカテキンという優秀な天然物質が含まれていて、これが代謝や脂肪燃焼率を上げる。
毎日5~6杯の緑茶を飲むと、80kcal消費できるという。
他にも赤身の肉、ベリー類、唐辛子、ピーナッツバター、乳清、豆乳なども良いそうだ。
また、どんな食品にも言えることだが「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」
過度の摂取はかえって体に害をもたらすこととなるので、適量を心がけることも大事だ。