彼との関係…
もうダメかな…

恋愛がスタートして時は、この大好きな思いががずっと続くと思っていたのに、キライなところが目につき始め、いつしか気持ちは冷め、会いたいと思う感情は減り。
そして、付き合っている意味を見出せず別れ、別れという悲しい結末という恋の終わり。

はっきり言います。
恋愛感情は3年以内で消滅します。

ここで言う恋愛感情は,単なる相手への好意ではなく特殊な心理状態です。
この恋愛感情が1~3年以内に消えることが証明されているのです。

振り返ると、あの彼が一番だった。
ということも多いのではないでしょうか?

でも、これはあなたも彼も悪くないのです。

満タンだった恋愛ガソリンの容量は、3年でエンプティーになることが科学的に証明されています。

まずはこちらのデータから

結婚までの平均交際人数は?

【アンケート】リクルートブライダル総研
結婚までの平均交際人数は
男性が5人
女性が4.5人

つまり世の中の存在する恋の約80%近くはいつか「終結の時」を迎えるます。

たとえ残り20%の確率で結婚まで至ったとしても、現代の日本では3組に1組が離婚すると言われているように、結婚してからでも、離婚するカップルは驚くほど多いのが現状です。
では、どうして二人の関係は「終結の時」を迎えてしまうのでしょう?

「3年目の浮気」
「3年目が山場」
ということを聞いたことがあると思います。

これは、結婚してから3年目、交際し始めてから3年目で、恋の終わりを迎えるカップルが多いこと指します。

そして実は、日本だけに限ったことではなく、世界62の国、地域、民族グループが離婚した年月の統計によりますと、民族にかかわらず多くの人は2~4年目に離婚をしているのです。

つまり、恋の期限は長くて4年、つまり「3年目の浮気・破局」は時代、民族を問わない科学的真実。
ではどうして恋は3年目で終わりを迎えやすくなってしまうのでしょうか?

3年目の浮気を引き起こす脳内物質PEA

恋愛ほやほやの時期は、だれでも、夢中になり盛り上がりますよね?

そして相手の欠点や周りが見えなくなる。
これを心理学ではピンクレンズ効果といいます。

文字通り色眼鏡をかけてみてしまっている状態なのです。

そして、これがPEAの効果が続いている状態。
PEAの効果としては「恋に盲目になり、燃えるような恋愛感情を生み出す」のです。

つまりは恋におぼれた状態になるわけです。

しかし、PEAの分泌は時間がたつにつれ少しずつ減少していき、3年以内になくなってしまうことが分かっています。

つまり、恋愛の賞味期限は3年間。
これが3年目の浮気、2~4年目に離婚の数が多い原因なのです。

どうすれば3年以上恋愛を続けられるのか?

最初の燃えるような恋愛感情を引き起こすホルモンPEAのおかげで、恋の期限は3年であることは分かりました。

でも、
「じゃあどうすればそれ以上長く恋愛を続けることができるの?」
という疑問が出てきます。

いや、3年以上好きでい続けていたい!
その思いを叶えるべき、3つの方法があります。

①チョコレートを食べること

えっ??何それと思うところですが、PEAは食品にも含まれています。特に含有量が多いのがチョコレートです。

交際期間が長くなって分泌量が減った分は、口から補うという非常に簡単で単純な発想です。
あっ当然、ハイカカオのチョコレートにしてください。

②最初から燃える恋をセーブしておくこと

PEAには限りがあります。
そのため、最初から全力で使うことはやめ、気持ちをセーブしておくことも大切です。

そのためには、恋愛モードと信頼関係を築くモードを交互に使い分けるといいでしょう。
「会えない時が愛を育む」と言いますよね?

そうです。
深い信頼関係を築くことが必要です。

するとシアワセホルモンである「オキシトシン」が分泌され、燃えるような恋愛ではなくても、家族のような穏やかで安定した恋愛をすることができるようになります。

最初の頃の恋愛は、燃えるような恋愛になりますが、時間がたつとだんだんと落ち着いた恋愛になって来ますよね。

二つ目の方法はPEAの分泌が切れる前に「ラブラブ」や「イチャイチャ」といった燃えるような恋愛燃えるような恋愛を超えた部分に働きかけます。

③セックスをセーブする

PEAはオルガズムにの時にも分泌されます。
よって夜の性生活の満足度がを高めることでPEAを増やすことができます。

したがってセックスの回数、オルガズムの回数を増やすことでPEAの分泌も増え、恋愛を長く続けることができるわけです。

ということは…
満足度の低いセックスをしてはダメ!!
会うたびにしていたのでは、燃え上がるセックスになりにくいですよね。

いつまでも仲の良い夫婦は、夜の生活も活発でPEAが分泌されてまた仲良くなるという好循環ができているのです。

あとがき

科学的アプローチから3年を解き明かしますと、もう少し納得度があがるかもしれません。
人が生物として恋愛をしますと、妊娠に至り、1年後には子どもが誕生します。
そして、2歳~3歳までには、二足歩行で自ら行動できるようになります。
これによって、生き延びる確率は飛躍的に高まります。

すなわ、親同士が愛し合う時間が3年間は必要という訳なのです。
そして悲しいことに…父親はもっと子孫を残すために、別の異性と恋愛し遺伝子を残そうとするためなのでした。